英語を流ちょうに話せるようになりたい!そのために、過去に何度も挫折してきた私。
その時に足りなかったものが「英文法」でした。
話せるようになるための英語やり直しの教科書の1つとして「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」を選び、1か月で3周繰り返したところです。
今回はこの本について、感じていることをお話しします。
文法なんて知らなくても英語は話せる、の間違い
英会話の勉強を始めると必ずと言っていいほど耳に入ってくるのが「文法なんて知らなくても話せるよ」という言葉。
これって、魔法みたいな言葉だなと思います。
たぶん、私の中に「英文法めんどう」っていうイメージがあったからでしょう。英文法と言ってパッと頭に浮かんだのは、高校時代に学校で買った分厚い英文法書だもの。
今となってはタイトルは忘れてしまいましたが、重くてたまらなかったし、読んでると眠たくなっちゃうような固いかんじ。
だから、「文法知らなくても話せる」って、ついつい飛びついちゃって、いきなりオンライン英会話始めちゃったわけです。話してりゃ何とかなると。
でも、それはいま思えば間違いでした。
「文法なんて知らなくても話せるよ、日本語だって文法知らなくても話せるでしょ」って言いたいんだろう、まあそうだけど…。
あかちゃんが英語を話せるようになるのとはわけが違いますよね。やっぱ、基本ルールや言葉(単語)は知らなきゃ話せるわけがない、と今つくづく思います。
「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」で英文法を理解する

ってことで、まず始めたのが
中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版 [ 山田 暢彦 ]です。[PR]
この本を最初から最後までちゃんと読んで、中学英語のなんたるかを理解することにしました。
高校時代に使ってたような分厚くて字が小さくて、文章がド長い上に説明が冗長な文法書(さんざんな言いよう)は、たぶん挫折します。
この本は超わかりやすくて身に着けやすいと紹介している人がYouTubeにたくさんいたので、よし、やってみようと。
とはいっても、この本も、全部で300ページくらいの本でパッと見たらやっぱり「分厚っ」って思いました。(厚い参考書アレルギーかも💦)
だけど分厚く見える理由の一つには紙がしっかりしてるせいもあるかと。
中を開いてみると、噂にたがわずとても分かりやすい文法書でした。
この本のすごいところは「わかりやすすぎる解説と音声」

この本は1つの項目につき、左側ページに文法説明と右側に問題文で完結してるという、シンプルな構成が秀逸なんですよ。
左側ページの説明は冗長ではなく、ぱっぱっと読める文章になっていて、しかも補足的においてあるイラストがすごくわかりやすいです。
ただの挿絵ではなくて、イラストでその英語のものや人物の状況がすぐにイメージできる絵になってます。
例えばここに紹介した、過去形と現在完了形の図。
左は過去だから、寝転がった男性が「昨日は忙しかったなぁ~ふぅ」って感じで、もう終わったことというのが一目瞭然。
現在完了形の場合は、汗かいて包丁持ったりフライパン持ったり、顔もひきつってたり、「なるほどなるほど、あなたまだ忙しいのね。大変だねぇ」とわかるし、「まだ続いてる→継続の意味」がすっと頭に入ります。
絵のタッチがちょっとヘタウマな感じも良いです。
最近よく本屋で見かける、今風の(って言葉が世代を物語るが)アニメの登場人物の挿絵より、わたしにはなじみやすくてね。
右側はその内容を確認するための練習問題で、扱ってる内容が意外にも完全な中学生向けじゃありません。
大人でもこういうシチュエーションあるよね、こういうこと言ってみたいよね、と思う内容になってて、そこも気に入りました。
中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすくの勉強方法
中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく、の目次を見るとChaputerは全部で21個あり、レッスンの数はトータルで116個。
これを1日項目ずつ~などとやっていたら、3か月以上かかってしまいます。
とにかく、英文法も英単語もマスターするには「高速で何回も取り組む」こと。
じゅんいつも情報源はYouTubeなんですが、この意見がすごく多かったし、知れば知るほど納得でした。
私が採用した勉強方法は以下の手順です。
1日1レッスンずつ、コツコツではなく一度にたくさんのレッスンを進めました。
そうすると1周目がだいたい12日で終わります。
学生時代は、解説を読んで、右の練習問題をノートに解くという方法だったけど、それは一切なし。
左側の解説を読んだら右側の問題文の日本語部分を見ながら、口に出して答えるようにしました。
わからない時は、そこでウンウン悩まずに、すぐに答えを見て確認。
音声がアプリで聴けるので、聴いて真似して1レッスン終了。
1つのレッスンが5分かからないので、1日50分くらいで終わります。
12日で1周目が終わったら2周目へ。最初は12日かかったけど、2周目は1周やって理解した部分はさくさくっと進めて、ちょっと理解しきれてないとこを重点的に。
2周目が終わったら3周目へ。
こんな風にすすめて、3周が完了したのはスタートから1か月半後でした。
YouTubeで見た勉強法では1か月で完了するとありましたが、それよりはちょっと時間がかかったかな。
3周やって感じたこととその効果
1周目を始めたのが2026年3月3日。3周目が終わったのは4月15日。
トータルで43日間(約1か月半)。この本で毎晩文法の勉強をしてきました。
1周目で、すぐに思ったのが「中学で習ったはずの英語がぜんぜん身についていなかった。きれいに忘れてる。」ということ。
最初のbe動詞あたりは「楽勝♪こんなんだったら文法やらなくていいかも」なんて思ってたんですけどね。
でも、前置詞あたりから怪しくなってきました。こういうとき、なんの前置詞使うんだろ?悩む。
5W1Hの疑問文もすらすらできない。
aとtheを間違える。3単現のS付け忘れる。Does で聞くべきとこをDoで聞く。などなどのポカミスが増え始めます。
これ、問題を解く場合は間違えないと思うんですよ。書こうとするとある程度頭を働かして「こういう時のポイントはここ」って思いながら解くでしょう?
だけど、声に出して言おうとするととっさに間違えちゃうんです。
で、もうね、現在完了だとか関係代名詞になってくると、笑えるくらいに言い間違いが増えました。
英文の音声でも、聞き取れない部分で「ん?s言った?」「今過去形だった?」って、何回も聞きなおす羽目になったりね。



1周目でわかったことは、そもそも、受験のために英語やってたようなもので、問題は解けても話す前提で覚えてたわけじゃなかったということ。
それがわかったことが、1周目の収穫。
2周目3周目は、苦手部分が分かってきたので集中して学びなおしました。
3周繰り返したことで、中学の英文法の全体像が理解できてきて、1周目で間違えていた部分が比較的するするっと口から出てくるようになりました。
もちろん、発音はまだ日本語英語だし、流ちょうには程遠いです。だけど、言えることが増えてきた実感はあります。
これを1レッスンずつ、悠長にやってたらたぶん、こうはならなかっただろうなと思います。
最後に:今後も辞書のように使っていく
この「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく」の1周目が終わった段階で、「キク中学英文法」も並行して学び始めました。
その相乗効果もあって、中学の英文法は完璧じゃなくても「こういうもの」「こういうときはこう言えばいい」というのがちゃんと理解できました。
今この本は中学の英文法としては必要なことはきちんと入っています。なので、ちょっとわからなくなったときに開いて確認する、辞書のような使い方をしていこうと思います。
もっと余裕が出てきたら、さらに詳しい本で学ぶのもよいかもしれないけど、最初のスタートラインに立つという意味で、優れた本でした。









