英語のやり直し勉強の方法は、YouTubeで調べました。その中で、英語力を上げる方法のひとつとしてNHKラジオの語学番組をすすめるひとが結構いたんです。
「えー?ラジオ英語?めんどくさくない?」と思ったけど、基礎基本を身に着けたり、英語学習を習慣化するにはよいらしいのです。
折よく4月。新年度が開講するタイミングだったので、始めてみました。
じゅん大人が聞いても簡単すぎて面白くないのでは?って思っちゃいますよねぇ。
実際に始めて1か月の段階の感想をお話しします。
NHK基礎英語1ってどんなレベルか


わたしが受け始めたNHK基礎英語レベル1は、去年(2025年度)までは「中学生の基礎英語レベル1」って呼ばれていた講座です。
去年のタイトルにあるように「中学生」が基本的な英語を1年かけて学ぶことを目的とされているもの。
で、今年から「中学生の」をとって「基礎英語」と名前を変えたのは、リスナーを大人の学びなおしの人にも広げたいという意味合いがあるようです。
レベルは中学校の1年生の前半の内容を1年かけて、会話として使えるようになれることを目指す、という感じです。
実際に基礎英語1を聴きはじめて丸2週間 現時点での効果


基礎英語1がスタートしたのは2026年3月30日(月)。
オープニングの音楽が流れ、先生や生徒の自己紹介が聞こえて「Let’s get started.」って言われて、妙にわくわくしてしまいました。
登場人物は日本人のケンとアメリカ人のKen、それと日本人のひなこです。
4月のテーマは自己紹介ができるようになること。
会話文が簡単でわかりやすいので、悩むことなくスムーズに進められてます。
会話が最初に流れ、次に単語の意味、もう一度会話文。
キーポイントの文章と解説、文章表現を広げる部分、会話のシミュレーション、というふうに一個一個がじっくり進むので、なかなか心地いいです。
簡単すぎるかと思ったんだけど、やっぱりこのくらいがやりやすい。
感じている効果は「耳が英語になじんできた」「ちゃんと聴きとれるようになってきた」「口に出す、覚えるがすらすら進む」「あいまいだった文法がすっきりわかる」という4つです。
めちゃくちゃ久しぶりに英語を学習する私、50代の人にとっては、安心して進められる難易度になっていてちゃんと1から丁寧に学べるのがすごく良いです。
中学生が対象ではあるけど、大人の学びなおしにも最適、というのは正しい評価だと感じます。
意外にスピーキングに力が入ってる
ラジオで聴く英語番組って、てっきり「聴く」だけだと思ってたんです。(だってラジオだもん)
だけど、自分で話してみる、という時間が設けられてて、意外にもスピーキングに力が入ってるとわかりました。
キーセンテンスを応用するコーナーや、覚えた表現を使って話してみるコーナー。
そのたびに、口を動かして自分の頭を使って考えて話すのは、なかなか効果的では?と思います。
金曜の復習回が濃い
基礎英語1は、月曜日から木曜日で話が進んで、金曜日が月から木の復習回となっていました。
これがいいんですよ。金曜日は今週の文章を全部もう一回やってくれるし、練習にちょうど良くて。
とくに「Ken’s Notes」っていうモノローグの部分が気に入ってます。日本のケンか、アメリカのKenが自分のことについて語ってるコンテンツです。
キーセンテンスを入れながら、比較的長い文章になっています。なので、ヒアリング、シャドーイング、音読、のよい練習素材になりました。
もう一つ「Time-to Talk」のコーナーもよいです。その週のセンテンスを使って、会話をしてみる内容なんだけど、テキストも真っ白で「自分で考える、使ってみる」しかない。
これこそ「スピーキング力を高める」のによいよね。



放送は毎日あるので、毎日、起きてアプリで基礎英語1を15分聴いて、終わったら復習して、というリズムができるのがいいです。
NHKのラジオ英語 50代で選ぶ基準はこれ
調べてみるとNHKのラジオ英語は全部で8の講座がありました。
- 小学生の基礎英語
- 基礎英語 レベル1
- 基礎英語 レベル2
- エンジョイ・シンプル・イングリッシュ
- 英会話タイムトライアル
- ラジオ英会話
- ニュースで学ぶ「現代英語」
- ラジオビジネス英語
NHKのらじお・らじるで、どれも無料で聴くことができたので、「基礎英語 レベル1」「基礎英語 レベル2」「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」「ラジオ英会話」の4種類を、最初に1回分ずつ聴いてみたんです。
- 基礎英語レベル1…会話もゆっくりで簡単だし安心して聴ける(笑)。めちゃわかる。
- 基礎英語レベル2…1と同じく、そんなに難しくなく、聴きとれる。内容はレベル1より進んでる感じ。
- エンジョイ・シンプル・イングリッシュ…5分くらいの英語の物語を楽しむもの。会話練習というより、聴くメインのものだったので、50代英語やり直しとはちょっと目的が違いました。
- ラジオ英会話…会話の文章のスピードが速い!高校生から社会人が対象だというから、ちょっとレベルが高いようです。
まったく聞き取れないわけじゃないんだけど、ときどき何言ってんだ?ってなります。



ラジオ英会話は、NHKの朝ドラのカムカムエブリバディに出てきたカムカム英語の後継番組なんですよね。
カムカムエブリバディ、夢中で見たなぁ~。
これもいいなと思ったけど、ちょっと今の私にはレベルが高いみたい。
実際に聴いてみて、50代の英語のやり直し、という目で見たら、「基礎英語レベル1」か、「基礎英語レベル2」かが適していると思いました。
NHKの公式ページでそれぞれのカリキュラムを見てみると
- 基礎英語レベル1…文法はbe動詞から始まって、一般動詞、疑問文、現在進行形などになっています。中学1年生の前半くらいのレベル感。
学ぶ内容は、自己紹介、好き嫌い、買い物、道案内、という感じで日常の簡単な英会話がメイン。
- 基礎英語レベル2…文法は過去から始まって、未来表現、不定詞、動名詞、比較級、受け身という具合で中学2年生から中3の最初のほうくらいのレベル感。
基礎英語1よりも、会話が長くなって、日常会話を広げる感じ。



基礎英語レベル1を選ぶか、基礎英語レベル2を選ぶかで悩むところかも。
選ぶ基準としては、
「中学英語の文法がどこまで分かるか」
「英語を声に出していう習慣があるか」
「実際に聴いてみて、簡単と思うか、ちょいムズと思うか」
じゃないかと。
中1の基本もちゃんと理解できてるかわからないなら 基礎英語1。
過去形や不定詞まで、意外とわかっちゃうなら 基礎英語2。
聴いた感覚として、簡単かも?と思うレベルから始めたほうが安心して続けられると思います。
私は、中学英文法をどこまで覚えているか怪しかったし、それを使って会話できるか、というのもいまいち自信がない。
YouTubeのさまざまな英語のチャンネルでも基礎英語1からやるように勧めていたので、レベル1を選んで始めたというわけです。
私の基礎英語1の勉強方法
基礎英語1は平日の月から金に放送されていて、土日はないです。放送時間は午前6:15~6:30。
わたしはもっぱら、NHKのらじる・らじるってアプリを使って学習してます。(だいたい7時ごろ起きる)
放送時間に聞き逃して、あきらめちゃうのはもったいないし、自分が続けられる方法でやるのが一番いいと思うんです。
明日どんな話をするのかなぁ?というのを想像しておきます。絵を見てだいたいの予想をしておくと、翌朝のレッスンの時に、ゼロスタートするよりも、頭に入りやすいから。
ただし、見るのはイラストだけ。英文とか英単語は絶対見ない!
テキストなしで聴きます。聴きとれなかったところは戻ってもう一回聴いたりしながら進めます。
レッスン自体が、最初に会話文⇒単語の説明⇒もう一度会話文、という風に進むので理解しやすくて助かる。
レッスンを2回以上聴いて、シャドーイングや英文づくりをしてから、テキストを開きます。
実はちゃんと聴きとれてなかった部分があったりするので、テキストの確認は必須。
テキストを見ながら、もう一回聴いて漏れがないように。
何度も(10回くらい読んでるかも)音読。
英作文の部分は、さっきと違う文章を作ってみる。
私にとっての基礎英語1は、朝に英語のスイッチを入れるような存在でもあるので、起きてすぐにやる、っていうのをマイルールにしてます。
目覚ましが鳴って、頭がぼーっとしてるのがなんとなく覚めてきたら、寝転がったまますぐにスマホをもって基礎英語1の今日の回を聴き始めるという具合。
で、ステップ3になるころにやっと起き上がります。
実はNHK基礎英語1に関しては、全部布団の上です。1時間弱そのままやってます。



いや、ほんとは起き上がったほうがいいのかもしれないけど、起き上がるとほかのものが目に入ってしまって、思わず先に身支度を整えたくなったり、朝ごはん食べたくなったりしちゃうからね。私の場合…。
ここまでやったら、満足して着替えて朝ごはんの支度して…って感じです。
私は今の仕事が朝ゆっくりでいいので、ゆっくり起きてゆっくり英語勉強ってのができるんだけど、お勤めしてたら早起きしてやるかも。
土日は放送がないので、金曜日のレビュー回を朝起きてすぐ聴いています。毎日欠かさずに、朝のこの時間は基礎英語1を聴く時間、と決めたほうが続きやすいはず。
なんでも、長く続けるには、朝起きて、とか夜寝る前に、とか、1日に必ず来るタイミングで時間を決めるのが大事だと思っています。
家事をやって何時から~とか決めるのもいいんだけど、意外と雑事をしてて過ぎちゃうこともあるのでね。
NHK基礎英語聞き逃し配信…アプリは2種類 どれ?
基礎英語1は朝6時半からで早いので、もっぱら聞き逃し配信を聴いてます。
で、始める前に調べたら、基礎英語の聞き逃し配信を聴けるアプリ、2つあったんですよ。
どう違うんだろう?って最初よくわからなかったんですが…。
- らじる・らじる…放送日から1週間。放送直後から聞き逃し配信を聴ける
- NHKゴガク…放送終了後1週間後の15時から1週間、聞き逃し配信を聴ける。
ということでした。
あと、もうひとつ、NHKポケット語学ってアプリもあるんだけど、これは、1か月899円からの有料アプリ。で、今年のNHK英語番組ではなくて「過去の語学番組が全部聞ける」ってものでした。
年度途中から学んでみたいときとか、過去の講座を使って学びたいときに使えばよいものかなと思います。
今回の私のケースでは関係なし。
なので、通常はらじる・らじるを使えばOKなのです。
金曜日だけ録音しておきたいんだけど…
どっちのアプリでも配信が終了するともう聞けません。
全部の回を録画するとデータが膨大になってしまうので、レビュー回の金曜日だけでも録音しておきたい。
今後の復習に使いたいと思ったんですよ。発音とかイントネーションはテキストではわからないし。
「そうだ!スマホの録音機能を使えばいいんだ!」と思ってやってみたら。


ダメじゃん…。らじる・らじるのアプリは、録音のプロテクトがかかっていました。
らじる・らじるのパソコン版で聴いて、パソコンの中の録音機能を使えば録音できました。
それか、NHKゴガクアプリのほうは録音可能だったので、こっちをとっておくのがよさそう。
15分全部録音するのではなくて、1週間分のストーリー、キーセンテンス、Ken’s Note、最後の練習部分だけ残しておこうと思います。


1週間後になっちゃうけれど、復習しながら録画できるしちょうどいいかと。



この音声は、自分の復習用。
昔だったら、ラジオをカセットテープに録音しておく、なんて風にしたのかな?
テキストは必要か?どうやって買う?
基礎英語1のテキストはNHK出版のオンラインショップや書店で買えます。
基礎英語1は中学レベルだし、テキストなくても聞き取れるだろうな、と思いつつ、念のためテキストを購入しておきました。
これが大正解。実際大半は聞き取れるけど、たまに全く知らない単語が出てくるので、確認のためにも必要だったんです。
例えば1週目に「オタク」の意味のnerdが出てきたんですが、何回聴いても、わからなくて。あとでテキストで確認してなるほど!っとなりました。
あとは、耳で聴き目で見ながら音読するのにも役立ってます。
絵を見て、今日はどんな話なのかなー?って想像しておくと、聴き取りの時にスムーズなのでそういう活用もしています。
私はNHK出版で定期購読を選びました。毎月注文にすると忘れるし、忘れるとそのままやめちゃいそうなので、強制的に届くようにしたんです。
定期購読の支払いは、一括と月ごとと選べたので、私は発送時に支払いする形にしました。
ちなみにAmazonにもNHK出版 日本放送協会の公式アカウントがあって買えます。
Kindle版もあるので、電子書籍がいいひとはこっちを選ぶのもありかと。
年度の途中から始めることはできるのか
わたしはたまたま4月の1回目に間に合ったので、テキストだけ買って始められました。
もし、年度の途中から始めたくなった場合でも、そこから始めてもよいと思います。
1か月分の講座は物語がずーっと続いてるわけじゃなくて、1回1回完結してるのでどこから始めても大丈夫なようにできているので。
あと、音声を買うことができるので、過去回を聴きたいときや何度も復習したいときに買うのもよいんでは?と思います。
AmazonでもAudible版で買えるので、「やってみたい」と思った時がはじめ時ですよね。
最後に
中学1年生レベルの英語を1年かけて学ぶなんて意味あるだろうか?簡単すぎなんじゃないだろうか?と、うっすら思ってましたが、それがよいんだということに気づきました。
自分のレベルは自分では意外とわかってないものです。
以前は中学英語なんてわかって当然と思ってたので、難しい単語帳やらオンライン英会話に突撃していたんですよ。それが失敗の原因だったのは明らかです。
英語学習を毎日するきっかけ、リズムづくりにも役立つし、NHK基礎英語1から始めてみてよかったというのが現時点での正直な感想です。
5月号も届いたし、次の回がまた楽しみだな。









