英語のやり直し勉強の始まりは中学英文法のおさらいからでした。
その時に使った本のうちの一つが「キク中学英文法」です。
この本を2周くらいやった段階で話す練習も始めたのですが、いざ自分で話そうとすると全然英文が出てこなかったんです。
そこで、NOBU式トレーニングを始めてみました。
この記事では、実際に使って感じたことをお話しします。
キク中学英文法を2周して感じたこと
中学英文法の学びなおしとして、「中学英文法をひとつひとつわかりやすく」と「キク中学英文法」を使いました。
この本は、YouTubeなどでもよく紹介されている「キク英文法」の中学英文法版です。
中学英文法の内容が78の項目にコンパクトにまとまっています。
1つの項目につき例文がたくさんあり、音声とともに中学英文法を学習できるという本です。
実際にこの本を学習してみて、中学英文法の項目を確認するのに役立つ本だなと感じました。
ただ、私はこの本の例文をそのまま覚えるのではなく、「例文を自分事に置き換えて作る」という方法で使っていました。
YouTubeで紹介されていたやり方だったのですが、その方法がどうやら私には合わなかったようです。
英文法はやったのに、話そうとすると詰まった
キク中学英文法を2周くらい行ったところで、私は独り言英会話を始めました。
インプットをしたからには、アウトプットもしようと思ったわけです。
キク中学英文法を使った自分事の例文づくりをやったので、中学英文法はすこしはわかったつもりでした。
でも、いざ独り言英会話で何かを言おうとするとパッと英文が出てこないんです。
言いたいことはあるんだけど、どの英文法を使えばいいんだ?となって詰まります。
私の母国語は日本語なので、言いたいこととして頭の中に浮かんでいるのは日本語の文章です。
英語とは語順が違うので、それを英語に直そうとしても主語を言った途端に続かなくなります。
なんとか文章を組み立てようとしても、
「主語はこれで、動詞はこれで、えっとこういう時は不定詞を使うの?彼女が言ったことをつなげるには、関係代名詞?なんだったっけ」
こんな具合にこんがらがってしまい、結果的に何を言いたかったのかわからなくなるのです。
簡単なことを言いたいだけだったのにな…とがっかりすることが多々ありました。
「例文を自分事に置き換えて作る」方法では、文法項目をちゃんと理解することよりも、置き換えるほうに意識を向けすぎてしまいました。
置き換えたものを覚えればよかったんですが、作り終えたところで「やったぜ」感が出てしまい、頭に残ってない…。
そもそも、単語もいまいち覚えきれていない段階で、自分事に置き換えたくてもできなかったんです。
単語が分からないから、Google翻訳でそれを調べる、っていう目的とは違う行動が挟まってしまうことも少なくありませんでした。
キク中学英文法で自分事の文章をたくさん言ってみたけれど、わたしは文法があまり理解できていなかったんですね。
じゅん2周程度ではまだまだ定着していない、ということも考えられます。
でも、この方法を続けていくこと自体が私のレベルには負荷が高いとも感じていました。
話す練習にNOBU式トレーニングを選んだ理由
足りていないのは、日本語の組み立てではなく、英語で文章を組み立てる練習なのでは?と感じて、様々検索してみました。
日本語から英語に直すトレーニングをしたいんです。
中学英語の理解もまだまだ定着したとは言い難かったので、使う英語は中学英語レベルで、文法的に組み立てをしっかり理解できるもの。
有名どころでは瞬間英作文という本がありますが、もう少し中学英文法から理解しやすいものを探したくて。
本屋さんで実際に本を開いてみて、最終的に選んだのは「NOBU式トレーニングコンプリートコース」です。
この本はタイトルに「 話すための中学英語」ってはっきり書いてあるので、まさに探していたものだなと感じました。
内容はかなり簡単で、中学英語、というだけあって例文の話題が学校のことが多いです。
ビジネス英語を主として勉強したい人には向いてないかもしれません。
この本の良いところは「主語+動詞+つけたし」という英語の基本構造がステップを追って学びやすくなっていること。
いつもの英語学習の最後に行っている独り言英会話で詰まる原因は、まさに「複雑にしすぎて、何を言いたいんだかわからなくなる」ことだったので、NOBU式トレーニングの方法は大いに役立ちました。
まず、主語と動詞で「わたしは〇〇なんです」「彼女は〇〇なんです」「それは〇〇なんです」を言った後に、詳しい説明をつけ足していく。
複雑な文章を作らなくても、短い文を適切に言って、接続詞でつなげていけば伝えたいことは伝えられるんだなとすごくよくわかりました。
NOBU式トレーニングの構成はシンプルでわかりやすい


本の作りは、とてもシンプルでした。
見開き1ページのINPUTがあり、次のページに見開き1ページのOUTPUTという構成です。
まずはINPUTのページで10個の英文を見てその組み立てを理解して口に出して言ってみます。
そして、OUTPUTのページでさっきのINPUTの例文を少し変えたものを、日本語から瞬時に英文を口に出す練習をします。
インプットのすぐ後にアウトプットのページがあるのでとても理解しやすいです。
参考書のようにただ読むだけではなく実際に英文を作って口に出していく流れになっています。
私にはこれがあっていたようです。



インプットでは見開きの左側に英文、右側にその訳(内容理解)、アウトプットでは左側に日本語、右側に英文(答え)というページ構成なのも使いやすくて気に入りました。
最初は簡単!でも途中から難易度が上がる
NOBU式トレーニングコンプリートコースは中学英語をベースにしていて、本も中学1年、中学2年、中学3年という風に順を追って進むように作られています。
最初のほうは中学1年なので「私はケンです」「私はテニスが好きです」とかいう感じで、めっちゃ簡単でした。
いや、これは簡単すぎたかも(余裕)って正直思いました。
でも、中学1年生の後半から、スッと言えない文章が出てきたんです。
英文法として知識はあっても、英文として自分が口に出すのとは別物なんだと痛感しました。
このトレーニングをしていてわかったことは、私は疑問文を作るのが結構苦手ということです。
スピーキングの練習として、毎日独り言英会話をやっていますが、これは自分の言いたいことを言っているので、誰かに質問をするような場面はなかなか訪れません。
作る練習が足りていないものは、文法を知っていてもすぐに言えるものではないんですね。
中学2年、3年の項目になってくると、難易度がものすごく上がって汗をかきながらのトレーニングとなりました。



2周目はOUTPUTページを中心にどんどん回すという方法にしています。これは、全レッスンの例文をすらすら言えるようになるまで、何周もやろうと思っています。
独り言英会話にもつながってきた
NOBU式トレーニングコンプリートコースを半分くらい進めたあたりから、独り言英会話への良い影響を感じるようになりました。
主語+動詞でまず結論を言う、そのあとに情報をつけ足していくという感覚が身についてきたんです。
私の独り言英会話は、自分の言いたいことを日本語でメモしてから、それを英文にしていくという方法をとっています。
要は、毎日自分ごと英作文やってるようなものなんですが、このトレーニングをやったおかげで以前より迷いが減ってきました。
自分がメモした日本語の文章が長くても、その中に短い文章の要素を見つけられます。
まず短く言う、そのあとに説明を足すという考えができるようになりました。
まだまだ、ゆっくり考えながらだし、間違いも多いですが、以前に比べて、独り言英会話スムーズに進みます。



おかげで、毎日の締めくくりの勉強が楽しいです。「今日は何を言おうかな♪」っていう感じになっています。
これが、NOBU式トレーニングコンプリートコースをやった一番の収穫だと思います。
キク中学英文法とNOBU式トレーニングは役割が違うと思った
キク中学英文法は、中学英文法を最初から丁寧に教えてくれる本というより、文法項目を短く整理して、例文で確認していく本だと感じました。
文法項目がコンパクトにまとまっていて、音声と例文でテンポよく学べる点がすぐれています。
なので、ある程度わかっている人には使いやすいと思うのですが、文章を組み立てる練習として、私にはあまり向いていませんでした。
NOBU式トレーニングは、主語と動詞で結論を言い、そのあとに付け足すという形で、自分で英文を作る練習をする本です。
どちらがいいとか悪いとかいうことではなくて、目的が少し違うのかもしれません。これはあくまで、実際に使った私が感じた部分なので、NOBU式よりキク中学英文法が合う人もいるでしょう。
私は話す練習をたくさんしたかったのと、英文の組み立ての理解がいまいちだったのでNOBU式があっていました。
NOBU式トレーニングが合いそうな人
NOBU式トレーニングコンプリートコースは、中学英文法は理解したけど、自分で考えて英文を口に出すことがまだできない、という人に使いやすいのだと思います。
NOBU式トレーニングはこんな人に向いていると感じました。
- 中学英文法の本で学んだけれど、いざ話そうとすると難しい人
- 日本語の語順から英語の文章にすると訳が分からなくなってしまう人
- 簡単な英文を作る練習から始めたい人
逆に、文法説明をじっくり読みたい人とか、すでに瞬間英作文がかなりできる人、長文読解とか試験対策をしたい人には向かないと思います。
まとめ
中学英文法をひとつひとつわかりやすく、と、キク中学英文法を使って英文法の全体像を理解することはできました。
でも、いざ話そうとするとすごく難しかったです。
中学英語は基本中の基本だから!とやり直したつもりでいたけど、まだまだ身についているとは言えなかったということですね。
そこで始めたNOBU式トレーニングで主語+動詞というふうにまず結論を言うことを意識できるようになりました。
中学英文法を「知っている」段階から「使える」ほうへ進めるために、私には合っていたのです。
NOBU式トレーニングを何周も行って、独り言英会話をもっともっとスムーズに進められるようになりたいと思います。






